日々の妄想日記やSSSばかり…
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ただ無性にすべてのことにイラついて、初めて授業をサボった日に俺は…
「……んー…おは…よう?」
天使に、出会った。
天使のささやき
昼休み、いつもの時間、いつもの何気ない会話だった。
前日から機嫌が悪かったのに重なって、同級生達の人を何気ない言葉に、耐えていたものが爆発した。
周りから見れば急に怒りだしたように見えただろう。いつもだったら聞き流していたのだから。
去る際に見えた呆気に取られた顔さえも、怒りを誘った。
「クソッ…」
これが八つ当りめいた物だというのはわかっている。いや、完全に八つ当りだ。
それでも、今戻ってもまた同じことをしない自信はなく、無意識の内に教室から離れようと足が動いた。
上へ、上へと。
辿り着いた先は、屋上への扉の前だった。
鍵がかかっていると知っていたのにもかかわらず、手がドアへと伸びる。だが、通常なら開かないはずの扉は、簡単に開いた。
「………めずらしいな。」
そう口に出しながらも別段大きな疑問は抱かず、扉の外へと足を踏みだす。
雲一つない青空だった。
後ろ手にドアを閉め、真ん中まで歩って足を止めると、空を見上げた。
さっきまでの苛立ちが消えていき、今度は後悔の念が沸き上がる。
八つ当りなんて、完全に自分が悪い。呆気に取られた顔も、今なら申し訳なくさえ思う。
「…………はぁ。」
遠くでチャイムの鳴る音が響く。
中学へ上がってから初めてのサボりだ。先生への言い訳や友達への謝罪、すべてのことが煩わしく感じた。
「……んー…。」
その時、誰もいないと思っていた屋上で自分以外の声が聞こえた。
ハッとしてまわりを見回したが姿は見えず、それでも聞き間違えとは思えない。
念のため…、と思って裏側へと足をのばすと、そこには…
「……んー…おは…よう?」
金色の髪をキラキラと輝かせた、天使がいた。
――――――………
続き…ませんっ!!
ちょっと書いてみたものの、詰まりました。
なんだかなぁ☆
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