忍者ブログ
日々の妄想日記やSSSばかり…
[49]  [48]  [47]  [46]  [45]  [44]  [43]  [42]  [41]  [40]  [39
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


ただ無性にすべてのことにイラついて、初めて授業をサボった日に俺は…


「……んー…おは…よう?」


天使に、出会った。














天使のささやき














昼休み、いつもの時間、いつもの何気ない会話だった。
前日から機嫌が悪かったのに重なって、同級生達の人を何気ない言葉に、耐えていたものが爆発した。
周りから見れば急に怒りだしたように見えただろう。いつもだったら聞き流していたのだから。
去る際に見えた呆気に取られた顔さえも、怒りを誘った。


「クソッ…」


これが八つ当りめいた物だというのはわかっている。いや、完全に八つ当りだ。
それでも、今戻ってもまた同じことをしない自信はなく、無意識の内に教室から離れようと足が動いた。
上へ、上へと。
辿り着いた先は、屋上への扉の前だった。
鍵がかかっていると知っていたのにもかかわらず、手がドアへと伸びる。だが、通常なら開かないはずの扉は、簡単に開いた。


「………めずらしいな。」


そう口に出しながらも別段大きな疑問は抱かず、扉の外へと足を踏みだす。
雲一つない青空だった。
後ろ手にドアを閉め、真ん中まで歩って足を止めると、空を見上げた。
さっきまでの苛立ちが消えていき、今度は後悔の念が沸き上がる。
八つ当りなんて、完全に自分が悪い。呆気に取られた顔も、今なら申し訳なくさえ思う。


「…………はぁ。」


遠くでチャイムの鳴る音が響く。
中学へ上がってから初めてのサボりだ。先生への言い訳や友達への謝罪、すべてのことが煩わしく感じた。

「……んー…。」


その時、誰もいないと思っていた屋上で自分以外の声が聞こえた。
ハッとしてまわりを見回したが姿は見えず、それでも聞き間違えとは思えない。
念のため…、と思って裏側へと足をのばすと、そこには…


「……んー…おは…よう?」


金色の髪をキラキラと輝かせた、天使がいた。








――――――………





続き…ませんっ!!
ちょっと書いてみたものの、詰まりました。
なんだかなぁ☆
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
プレイヤー
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
柚岐
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
フリーエリア
忍者ブログ [PR]