最初から始まってました＼(^O^) ／

新しい年を迎えてからすでに一ヵ月たち、自由登校になった三年生の姿はあまり見かけない。
新体制に入ったテニス部も同様に、二年生が中心となって部活を進めていた。
否、やっと進められるようになった。
自由登校に変わる前日まで、先輩達は後輩の指導だと言っては毎日のように顔を出し、自分の好き勝手に練習をしていたからだ。
もちろん、ちゃんと指導してはくれるのだが、中にはいらないものもあった。
それは……、

『氷帝コール』

腕の角度が悪い、指を鳴らすタイミングが合わない、しまいにはオーラが足らないと言われては、(尊敬する)先輩には礼儀正しいと評判の日吉が切れて追い出すのは時間の問題だと思われていた。
運良く難を逃れた三年生に、舌打ちする日吉とホッとする他の二年生達。
それでも、やっと始められる！とばかりにやる気に満ちていたのだが、三年生を甘く見てはいけなかった。




なんて＼(^O^)／
やまなしおちなしいみなし＼(^O^)／
気が向いたら続けます(*^□^*)