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日々の妄想日記やSSSばかり…
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原稿しなきゃなのに、こんなの書いてるバカはどこー!?
はーい私でーす\(б_б)ノ
_| ̄|○スイマセンスイマセンスイマセンスイマセンスイマセンスイマセンスイマセン













「バーカ、何泣いてんだよ。」
「だっ、だっで…、じ…じどざーん!!」
「おー宍戸が後輩泣かせてるー!!」
「ちょっ待て!!俺じゃねぇ!!」
「鳳ーこんな恐い先輩持って可哀相にな?」
「じっ…、じじどざんのぜいじゃ…!」
「向日ーーてめぇ!!」
「うっわぁー宍戸が怒ったぁ!」
どんなに泣いても笑っても、今日で中学卒業となる三年生。
「ひよCー浮気なんてぜってぇやだからな!そしたら俺、泣いちゃう…。」
「…浮気もなにも、俺達付き合ってないですよね?」
「付き合ってないけどさー。最後くらい冗談に付き合ってくれてもEーじゃん。」
「最後って…。たった一年じゃないですか。」
「たった一年じゃなくて、一年もだCー!!」
「……はぁ。」
「なんだお前等、またやってんのか?」
「またって…、芥川さんが一方的に!!」
「そろそろ流すことも覚えたらどうだ?なぁ樺地?」「……ウッ、ウス。」
過ごした時間は長いようで短くて、短いけれども濃厚で。
「ふふっ…賑やかだね。こんな時間も、しばらくお預けか…。」
「そうは言うても、跡部やで?賑やかには変わりないやろ。」
「…まぁ、跡部だしね。でもこのメンバーでは…。」
「……そやなぁ。」
卒業と言っても中学から高校へと変わり、校舎が隣に変わるだけ。たったそれだけ…のことなのに。
「お前達、そろそろ時間だ。」
「「「はいっ!」」」
榊の声によって、元正・準レギュラー達が中央へと集められる。
学生時代の一年の差はとても大きいもので、どこまで行ってもその差が縮まることなんて無い。
「ったく、そんなに泣くんじゃねぇっての。来年は、お前等ががんばんだぞ?」「…っはい。」
「俺様には程遠いかもしれねぇが、お前等ならなんとかなと思ってるぜ?」
「…やってみせます!」
「ウスっ。」
「みんな、仲良くね。」
「ケンカすんじゃねぇぞ?」
「がっくんが言うても、説得力ないわぁ。」
「んだとっ!クソ侑士!」
「はははっ忍足バカー?」
「ジっ、ジロちゃん!?」
「……激ダサだな。」
ギャーギャー、わいわい。
しばらくはこれもお預け。
それでもそれはずっと続くものではなくて、来年の春までのこと。
たった、たった一年の事。


「「「卒業、おめでとうございます!!」」」



涙する者もいれば、笑顔の者もいた。
それでも心の中では同じ事を思った。


「「「(来年がまた、楽しみだ)」」」





**fin**
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